Tlounge のニューフェース、建築学学生さんの力作「ゴシック建築模型」のご紹介です!


昨年、女子中高生向けの「工学部をのぞいてみよう!」のイベントで、
研究内容を紹介されていた建築学専攻・加藤耕一准教授の研究室の嶋崎礼さん。
研究室見学の際に拝見した、その素敵なゴシック建築の模型を
加藤先生にもお願いして、Tloungeで公開していただくことができました。


昨年の11月に拝見した時には、模型は一つだけだったのですが、
今回の展示のお話を受けて(?)
つい最近、もう一つ作品が出来上がったそうです。
  ディジョンのノートル=ダム聖堂
  ノワイヨン大聖堂






その精緻な作品を、今週、工学部11号館1F・広報スペースのTloungeに
設置してくださいました。(写真は作業風景)



きちんと注意書きや、説明のパネルも作ってくださって、
お持ち帰り用の資料まで・・
 至れり尽くせり。
 本当にありがとうございました!


冒頭の写真は、完成した模型展示と嶋崎さん。


その作品の説明は、加藤研究室のHPをご覧ください。
(この加藤研究室のページも素敵!!)
http://www.history.arch.t.u-tokyo.ac.jp/kato/Welcome.html

http://www.history.arch.t.u-tokyo.ac.jp/kato/News/entori/2013/4/10_goshikku_jian_zhu_mo_xingno_zhan_shi.html


しばらくの間、皆さんにもお楽しみ頂けますので、
ぜひ工学部11号館広報スペース、Tloungeへお越しくださいね。


自分の作品もぜひ展示したい!という工学部の学生さんがいらっしゃったら、
広報室までご連絡ください。
 お待ちしています。

東大フォーミュラファクトリー、取材同行記

少し前(3月初め)のことでしたが、東京大学「フォーミュラファクトリー」の取材がありました。
大学の「変わり種」サークルを取材するR18からの連絡でした。


R18は、ご存知の方も多いR25の若年層向けの冊子。
今回の冊子は4月の完成。
大学の新入生がメインの配布先、
高校などの学校にも配布するようです。
(残念ながら、街中での配布はないそうです)

出来上がった表紙はコレ。
ご担当の方からお送り頂きました。(感謝!)
 

フォーミュラファクトリーの取材は、
早稲田大学の「学食研究会」、東京大学「レゴ部」
慶応大学「花火師会」など、様々なサークルが紹介された、巻頭記事のため。


その巻頭記事の写真として、「絵になる」と言う理由で
フォーミュラファクトリーの写真撮影が行われました。


フォーミュラファクトリーは、自分たちでマシンを組み上げてレースに参戦、
2009年には、総合優勝を果たしています。
協賛企業との交渉も彼らの仕事。
文系のメンバーも含めて、理学部のメンバーも多く、
工学部主体のサークルながら、その構成は多様です。


当日は、ガレージから撮影場所の工学部1号館前まで、
学生さんが汗だくになりながら、車を押して運んでくれました。
(実は今はマシンはお休み中・・・)


ドライバー君も、とってもカッコ良かった。
絵になるシーンがたくさん撮れたはずだけど、
残念ながら巻頭を飾る、公開写真は1枚だけ。
 本当はもっと途中に撮影したはずの写真が、
 ごめんなさい、誤って消してしまったようで・・
 結局、頂いた冊子の写真だけになってしまいました。



本当に皆さんご協力ありがとうございました。
今年も、ガンバって下さいね。
 東京大学の新入生も、そうでない方も、
 どうぞ フォーミュラファクトリーをよろしく!!!


東大フォーミュラファクトリーのWEBページはこちらから。

堀・藤本研究室 見学してきました。

3月13日、柏の新領域創成科学研究科、先端エネルギー工学専攻の堀・藤本研究室の研究室公開(学会メンバー向け)に参加しました。


柏ならではの立地や広さを生かして、電気自動車の走行スペースを確保、
ガレージでのデモも見せていただきました。




全体では、一つの研究室とは思えないほどの
様々なテーマが存在。

ワイヤレス電力伝送、キャパシタ搭載電気自動車、
人間親和型モーションコントロールなど、
車椅子から月面探査機までそのテーマは幅広く、
それぞれが「制御」でつながっていて、
大変面白く拝見しました。








当初は、テクノサイエンスカフェ企画として検討したかったのですが、
場所が柏なので、やっぱりちょっと大変そう・・


まずは、柏のキャンパス一般公開に、興味のある方は参加してみてください。
  2013年 10月 25-26日開催です。


堀・藤本研の研究室HPはこちらから。
  
2012年度版の研究室紹介ポスターはコチラとなっている紹介も
ご研究内容がとても良く分かります。
 紹介(1)    紹介(2)


先生も研究室の学生さんも、とても楽しそうに対応して下さったのが印象的でした。
本当にありがとうございました!

学生が作る広報誌Ttime! 取材同行記

先週の金曜日2月8日、学生さんが作る広報誌Ttime!の取材に同行して柏に行きました。
北風が吹き荒れ、とっても寒い一日でした。
 柏が広大なキャンパスであることを実感。


向かったのは、川合眞紀先生の研究室。
今回の広報誌のテーマは化学系、しかも女性にフォーカスしての取材、
ちょっと姉御肌の先生の切れ味鋭いお話は、実は私にとってとても興味深かったです。


最先端のご研究の話はもちろん、
順調な軌道に乗られる前の苦労の数々。


5年間で4つの産官学の職場を移られたポスドクの頃、
一時は研究者の道が断たれたとも感じられたようです。


でも、「くさらずに続けること」が大切、
「やめることはいつでもできる」と話される言葉の裏には、
とても一言では語りつくせないエピソードが・・・


そして現在、まさに一つ一つの原子の状態を観察できる手法も駆使し、
一つ一つの原子まで操る技術を紹介してくださいました。

最先端の装置も見学。


今回の学生が作る広報誌の取材は、研究内容だけでなく、
先生や先輩の「人となり」にも触れるちょっと斬新な企画でした。


まさに、そのテーマにぴったりの人選でしたね。


理科2類の女性の先輩、ということで、特別にお願いし、
最後に記念写真も撮影してしまいました。。。


本当に、「Cool」な、でも私たちにはとても気さくに、
語ってくださる先生でした。
 川合先生、本当にありがとうございました!!


先生の研究室のHPへはこちらから。


4月号となる、学生さんの記事も楽しみに♪


3月にはテクノサイエンスカフェも2回開催を予定しています。
またお楽しみに。

工学部の雪だるまこぼれ話

こんにちは。今日は、こぼれ話・・
Facebookにも掲載した 
センター試験受験者応援の気持ちを込めた
工学部1号館前広場の雪だるま(スヌーピー)ですが、

何と、その裏には、設計図まであったんです!!!
 


作成者談:
「試験後に学生がほっとして家に帰れるように雪だるまを作りました」
作成者の友人によれば
「大学生は暇なんだよというアピールをして、試験のモチベーションアップにつなげ
ようと思った」
とか。


でも、設計図まで書いて、雪だるま作りに励む・・
 その心意気に感激しちゃいました。
 (ご本人が楽しんでるってことですよね〜)


ただし、トイプードルの製作中に、
致命的な力学的構造の欠陥が判明して
スヌーピーになってしまった・・んだそう。


「致命的な力学的構造の欠陥」と、思うあたりが工学部生!?


なぜ、こんなことがわかったかって??
広報担当のシステム創成学専攻・T先生とWEBの打ち合わせをしている中、
「雪の写真を募集しようかしら」という話になったところ、
「うちの学生が雪だるまを作ったらしく・・。」


「なんで、T先生のところの学生さんが作ったってわかったんですか??」
思わず、質問。
「食事に行こうとして、前を通りかかったら、雪だるまの頭が落ちていて、
ミョーに、がっかりしてるんだよね。。。」
    なるほど〜。てことで、今回の記事が誕生しました。


ちなみに、今回の雪では、駒場も含めてたくさんの木が折れたりして、
立ち入り禁止になった場所も。


わずかに溶け残った雪だるまの残骸を工学部5号館の裏にも発見!


てな訳で、今回は軽い雪だるまこぼれ話でした。


只今、3/9開催、第10回 東大テクノサイエンスカフェ「見て触れて!でんけんワールド」
お申込み受け付け中です。 こちらもお気軽にご参加くださいね。 

 詳細はこちらから

第7回 工学部による女子学生のためのキャリアガイダンス (Tech Tea Time7)開催しました!

2012年12月14日、恒例となりました
工学部による女子学生のためのキャリアガイダンス (Tech Tea Time7)
を、駒場の生協2Fで開催しました。

事前の駒場生のお申込みは15名と少なかったのですが、
当日参加もあり、駒場生の参加は25名、
その他、各学科の先輩や先生方、卒業生も合わせて約60名の会となりました。


男性の先生は、光石先生を始め数名でしたので、
これだけの女性陣が集まる会合はなかなか・・
 会場がひろかったので、その雰囲気をお伝えしづらく、残念です。




今回は、先輩として
・応用化学専攻 北森研究室博士過程修了、資生堂にお勤めの後藤様
・知能機械情報学専攻 國吉・原田研究室修士課程修了、経産省にお勤めの松本様
にも参加いただき、
資生堂経産省のご説明もありました。


文科III類からも、3名の1年生が参加、システム創成や社会基盤学科に興味があるとのことでした。
文IIIからの工学部・・って、最近それなりにあるらしいことも伺い、
学際的な研究の発展を思いました。


学部ガイダンスにも出席された方が多かったこともあり、
工学部の紹介冊子等は既に目を通されているとのこと。
 あとは、個別に話をしたり、皆さん積極的に先輩と会話をしていて頼もしかったです。


男女共同参画委員長の高井先生からは、
Ttime!増刊号について 「センスが良くて気に入っている」とのコメントもいただきました。
 学生さんの力作!!ですので、よかったら、駒場のアドミニ棟や、本郷工学部11号館ラウンジ等で
 見ていらっしゃらない方は、ぜひ手にとってご覧ください。
  WEBにも掲載していますので、こちらからもどうぞ。
  - 2011 増刊号 TECHNOMUSはこちら
  - 2012 増刊号 工学見聞録はこちら



女子学生向けの工学部によるキャリアガイダンスは、
今後も 6月と12月に継続して実施する予定です。
 また、次回もお気軽にご参加くださいね。

今回のご案内ポスターはこちら。次回もTech Tea Timeをどうぞよろしく!!

テクノサイエンスカフェ 5回参加者の感想文をご紹介!

ご無沙汰しています。
10月中にアップすることができず、
11月になってしまいました。


今日は、テクノサイエンスカフェ
これまでに5回参加した方の感想文を紹介します。
 どの方の感想も素敵・・


もちろん、工学部HP 東大テクノサイエンスカフェのページでも
紹介しています。
 (学年は感想文寄稿時)

今なら、
9/29に実施した「感じる工学の世界」の報告ページでは、動画もご覧いただけます。


下の写真は、2012年7月7日の修了式の様子です。
これからも、続々、修了者が誕生しそう・・・
 少し時間をいただきますが、
 次回のテクノサイエンスカフェも検討中ですので、どうぞお楽しみに。




小学4年 押久保 秀英君
 テクノサイエンスカフェではいろいろなことを教えてもらいました。ぼくの質問でも、わかりやすく説明してくれます。話の中では実物を見たりさわったり、スライド、クイズもありたいくつしません。 クイズに当たるとプレゼントがもらえるので燃えます!
 大学の中は広くて、お店もあります。いろいろな形の建物が建っていて おもしろいです。
 建築科で見た建物もけい。お兄さんたちがパーツを手作りしてました。ぼくはプラモデルが好きなので、見ていておどろきました。
 工学部では大型フライトシュミレーターのそうじゅうをしました。そうじゅうや飛ぶ仕組みの話はおもしろく、大学は絶対工学部に行きたいと思いました。
 大学生のお兄さん達と友達みたいに話ができることはうれしいです。(先生は学校にもいるので)
 授業の前に学食でお昼を食べたりできるのも楽しみで参加しています。これからもよろしくお願いします。


中学1年 山内 聖陽君
 サイエンスカフェで強く印象に残ったことが3つあります。
1つめは、最新ジェット機のシミュレーター操作です。1分間しか操縦できませんでしたが、パイロットがどのように操縦するかよくわかりました。1分間は短くもっと長く操縦したかったです。
2つめは、ジェットエンジンの音についてです。普通のジェットエンジンの音はとてもうるさいのですが、東大で開発した技術を使うと非常に静かになるので、驚きました。
3つめは、超小型衛星サイフォーについてです。サイフォーは秋葉原で購入できる部品でできていて、環境が厳しい宇宙空間でも稼動していることにとても驚きました。
他にも建築や人体についてのお話があり、とても面白かったです。
東大は面白いところなので、東大で勉強できるようになりたいです。


小学6年 鈴木 彩加さん
サイエンスカフェ」 と初めて聞いた時、私は理科のイベントだと男子だけなのかな?と少し不安だったけれど、女子もたくさん参加していてびっくりしましたし、とても心強かったです。
去年の夏初めて「水でできたプラスチック アクアマテリアル」に参加しましたが、アクアマテリアルのサンプルは今まで手にしたことがないやわらかな感触でしたし、将来本当に役立つものだと知り興味がわいてきました。大学生の方とみんなで一緒にクイズをしたり、化学カルタをしたりととても楽しくて、もっといろいろなことが知りたいと思うようになりました。
サイエンスカフェ」では、多様なジャンルの専門の先生のお話を聞けたり、見たことがないものを実際に自分の手で触れて確認できたりととても貴重な体験が出来るので毎回とても楽しみです。「将来こんなことが出来るようになるかもしれません!」というお話が時々でてくるのですが、私はその未来予想のお話を聞くのが大好きです。10年後・20年後の未来がとっても楽しみになるし、その時の自分のために何か見つけられたら素敵だなと思います。
 これからもたくさんのことを楽しみながら学べたらうれしいです。
 大学生の方々、いつもいろいろと用意をしてたくさんのことを教えてくださりありがとうございます。次回もとても楽しみにしています!!


小学5年 木滝 絢君
 ぼくが今までテクノサイエンスカフェに参加して一番印象に残っているのは、 千葉先生の建ちくについてのお話です。
先生がデザインしたしょう南にあるショッピングモールにはたくさんの工夫がしてあ り、 窓わくが風景の絵の額ぶちになっているようにデザインしてあったり、 道路にかかれている白い標示が見る方向によってちがう文字に読めたりと、 今まで学校では習ったことがなかったことばかりでとてもおもしろかったです。
 お話の後に、ぼく達が普段入ることのできない東京大学工学部の図書館や、 学生の人たちが街のも型を作っているところを見学させてもらい、 ぼくも建ちくについて勉強してみたいなあ、と思いました。
 今年の夏、通っているサイエンスクラブの特別実習で、 地しんはどのようにして起こるのか。
どのようなゆれ方をするのか。
地しんに強い家つくり について学びました。
 建ちくについて、もっと知りたいことがたくさんあるので、 サイエンスカフェでまた取り上げてくれるとうれしいです。


小学6年 芝本 葵さん
 私は、「合気道×力学」「水でできたアクアマテリアル」「先進医療に挑む工学」「スマート材料」「感じる工学の世界」の5回に参加しました。
どれも今まで知らなかったことばかりでしたが、先生方のわかり易いお話と東大生の方々が考えて下さった楽しい企画もあり、よく理解することができました。そして工学への関心も高まりました。
 特に印象に残っているのは、「水でできたアクアマテリアル」と「感じる工学の世界」です。
 「水でできたアクアマテリアル」では、アクアマテリアルの98%が水でできているのに、硬くなったり変形したりのびたりする性質にびっくりしました。ものの表面に塗ることで傷が自己修復できることを知り、この先どんなところで使われるのか楽しみです。
 「感じる工学の世界」では、赤色・黄色は食欲をそそる色であるということや、カップラーメンを買うときに着目するところ(パッケージの写真・文字など)が国によって違いがあるということを知りました。
 また、3つの大きさの違う同じ重さのおもりを比べたとき、同じ重さであるにもかかわらず一番小さいおもりを重く感じるという期待効果のお話もおもしろかったです。  後半の五感の学校では、言葉のイメージを紙ねんどで形にして作りました。作るときはアイマスクをしたので、目で見ながら作るより難したかったですが、手で触れることに意識を集中させることができたと思います。また曲を聞きながら想像したことを絵に描きました。曲を聴くと自然と場面が浮び、すらすら描くことができ不思議でした。
 参加するごとに、知らなかったことをたくさん知ることができ、工学のおもしろさと楽しさを感じることができました。これからもサイエンスカフェに参加して、工学についてたくさん学びたいです。