第4回工学体験ラボ・懇親会編

 
長々とシリーズ化して書いてまいりました、8月25日に行われた第4回工学体験ラボの最終回となります。総合試験所での電子顕微鏡の見学ののち、工学部11号館のT loungeに戻ってきて、参加者&現役学生との懇親会が行われました。8月1日のオープンキャンパスでも、工学部は「学生だんわ室」というのを用意して、現役学生さんたちと「学生生活のホンネ」を話していました。大学進学を希望している高校生のみなさんって「実際の学生生活ってどんななの〜?」と気になると思うんです。当然のことながら、実際の講義とか研究とかも大事ですけど。私も高校生のときそんな機会があればぜひ聞きたかった! 実際、オープンキャンパスの工学部「学生だんわ室」は大盛況で、途中で用意した部屋を増やしたほどでした。今回の工学体験ラボでも、広報室アシスタントの学生さん、そして担当の研究室のTA(ティーチング・アシスタント)の学生さんたちと、お茶やジュースを飲みながら話す機会がありました。みなさん、どんなことを聞いているんでしょうね。

 
 そして、懇親会に加わったのは学生さんだけではありません。左は広報室長の堀井秀之教授。右は今回の第4回の取りまとめ役の講師であり、副広報室長の化学システム工学科の大久保達也教授。こんな風に、大学の先生とざっくばらんに話す機会って貴重だなとも思うのです。しかも、お二人とも話が面白い先生たちですし。もちろん、実験、施設観察中・移動中などでも先生たちに質問をぶつける場もあったのですが、このように腰を落ち着けて大学教授たちと話す機会も貴重だと思うのですよね。しつこいようだけど、私も高校生のとき、いえ大学1〜2年でもそんなチャンスがあれば参加したかった!
 ところで、今、流行中の「サイエンスカフェ」ですが、それこそ毎日のように全国各地で開催されているのです。サイエンスカフェとは「コーヒーなどを片手に、これまでの講演・セミナーのような一方的でない市民と研究者が気軽に意見を交換することができる場」とされています。というわけで、工学体験ラボ(T lab)って、セミナー&実験&施設見学&サイエンス・カフェの要素と4つの要素がはいった盛りだくさんの企画なんです(自慢モード)。盛りだくさんすぎて、参加者やお手伝いしてくれた皆さんはきっと疲れちゃうくらいだったかも? (だから、この懇親会の場は最後の「休憩所」も兼ねていたりする)
 第5回の工学体験ラボ(T lab)も3ヶ月後あたりに開催する予定です。これまでの蓄積・反省点などとともに、よりよい第5回にしたいと思っております。テーマや詳細が決まりましたら、お知らせしますね。
 最後になりますが……今回の参加者の皆さま、先生方、研究室のスタッフ&学生の方々、広報アシスタントの皆さま、本当にありがとうございます。広報室の者としてお礼申し上げます。