すべてはここからはじまった


(c)東京大学工学部・ADK
 これ、先週のテクノドリーム中須賀真一教授の登場時に流した映像です。参加された皆さまもよく見えなかったかと思いますので、ここで公開! 中須賀先生、および広告代理店ADKのCさん、許可して下さってありがとー。
 最初、Cさんは「工学部の教員たちの紹介映像シリーズ」を作るつもりだったんですね。で、まずはCさんの駒場時代の同級生*1である、中須賀先生からはじめることに。その打ち合わせ時に、お邪魔させてもらったら、中須賀先生のトークが面白いのなんのって! そのときの感想エントリーが筋金入り&社会的オタク - T lounge blog::東京大学工学部広報室になります。その打ち合わせを受けて、ADKさんが力入れて作った映像(ライティングの使い方でもわかりますよね?)がこちらになります。ガンダムの大気圏突入や、ハロの合理性についてこれでもかと熱く語る中須賀教授。……すっごく嬉しそうです。

 で、私は「工学の夢を取り戻すような、お祭り的大規模イベントをやりたい!」と就任時から思っていました。それで「SFクリエイターをゲストにして、工学部の教員とその作品は科学技術的にどうなの?というディスカッションをする場」を持てたらなと。そんなときに、この中須賀先生の様子を見て「こ、この先生は適任すぎる!」と思ったのです。そこで、ADKのCさんに「この映像シリーズもいいですけど、こんな感じのおっきなイベントやるのってどうでしょ?」とお伺いをたててみたら「んー、それも面白いかもねえ。中須*2使って」というわけで、先週のイベント、テクノドリームは第一歩を踏み出したのでありました。

 余談になりますが、上記の「筋金入り&社会的オタク」の話を読んで下さった中須賀先生のお知り合いの先生方から「中須賀くんがあーいう人とは全然知らなかった」とのコメントを頂戴。駒場からの盟友である大久保広報室長も、Cさんも知らなかったそう。皆さんの言わんとするところは「あの優秀な中須賀くんがねえ」というところ。中須賀先生は、高校時代に全国模試で1位*3をとったということもある成績の良い生徒さんで、もちろん学生時代も飛びぬけて優秀。「あの凄い中須賀くん」というイメージがあったようです。あ、凄いのは今に至るまでもね。研究成果を見てもわかるように。
 ただ、ご本人の中須賀先生は「僕はオタクじゃない! 嫁さんのほうがよっぽどすごいんだ」とことあるごとに主張。でもね、先生の言う「オタク」の閾値は一般とは違いますから。

*1:ちなみに、広報室長大久保達也教授も同級生だ。

*2:同級生ですからね。

*3:このネタを知って以来、ことあるごとに「また〜『全国模試1位』の中須賀さまが何を仰います」とイジメられる先生。中須賀先生は「もう、勘弁してよ〜」とホントに嫌がっている(笑)。