透明人間の研究?

 広報担当者には、工学部の研究のお問い合わせの電話もかかってきます。そりゃ広報ですからね。で、先日某広告代理店から「NHK爆笑問題の番組で、工学部の透明人間の研究の撮影をするって聞いたのですが、どちらの先生かわかりますか?」と。と、透明人間? 「申し訳ないのですがわかりません」とお答えたのですが。役目を果たしていない情けなさ全開の広報担当者でありました。はー。ほんと、東大工学部の広い研究分野をカバーするって難しい*1、でもどこからこのD通のかたは情報を仕入れたのだ? でもTVで取り上げられるくらいの研究を知らないのは広報担当として失格ではないか、とあらゆることに思いを巡らせた私。

 で! ようやく答えがわかりました! 舘翮*2教授のことだったんですね〜。舘教授は、工学部では計数工学科、大学院では情報理工学研究科のシステム情報学専攻の所属です。研究室ホームページにはその「透明人間」と言われた「再帰性投影技術」動画ページがあります。ひー、すごすぎる。かっこいい〜。そのうち、再帰性影技術はキーワード化します。

 1月8日に放送されたNHK爆笑問題のニッポンの教養では、科学的分身の術の研究が紹介されています。

*1:言い訳を作るな!

*2:文字が表示されないかたのために。翮は日へんに章。すすむ、と読みます。