夏休みのひととき、化学を楽しむイベント、7/23東大テクノサイエンスカフェ開催 その2
みなさん、こんにちは。暑さが半端じゃないこの頃。お元気でしょうか。
でも、8月ももう半分終わりましたね。
蝉の声も心なしか、秋の気配も感じさせます。
さて、ずいぶん遅くなってしまいましたが、
7月23日開催の東大テクノサイエンスカフェの後半も、
少しは書いておかないと・・
本当に素晴らしい学生さんに支えられた今回の企画。
準備の段階から、毎週のように集まって、
実験の様子をYouTubeにアップしてくれたA君、
説明のパワーポイントをつくってくれたOさん、Nさん。
全体をとりまとめて、会議ではファシリテーターの役目も果たしてくれたH君。
監督っぽく、進めやすい場づくりにも配慮してくれたI君。
音楽もよかったよね。。
それぞれの個性と、熱意のたまものでした。
学生さんの報告、詳しいので、こちらもご覧下さいね。
カルタ大会も盛り上がり、
化学の基礎を、原子の説明からスタート。
意外なところで、小学生に受けて、横で笑ってしまった。。
実験の準備も入念に。
小中学生の考察もレベル高かったですね。
紫キャベツのエキスの色変化。
フルーチェ(ペクチン)の粘度変化。
楽しんでいただけたでしょうか?
保護者の方も、お子さんの新しい1面を発見されていたような。
熱心な保護者の方にも支えられ、
これからも、皆様に楽しんでいただける企画を考えたいと思っています。
最後に、今回の企画への感想をいくつか掲載させていただいて。<小学生・男子>
実際に触ってみたら、とってもやわらかくてびっくりした。冷たかった!!
これからも、たくさん参加したい。化学っておもしろい!クイズ・実験が楽しかった。<小学生・男子>
アクアマテリアルなど、まったく知らない最先たんの化学を知れてかなりよかった。<中学生・女子>
直接、アクアマテリアルを触れて良かった。又、水から、ゴム(プラスチック)に
なることが不思議だと思いました。<高校生・男子>
今回は暑い日となりましたが,素晴らしい講演会をありがとうございました。
私はアクアマテリアルの研究に至った経緯で,人に優しく自然のなかで循環して
いく水を原料としてみるという点に非常に興味が湧きました。
98%が水で出来た材料と聞いて,初めは形状が定まっていないスライムのような
ものを想像していましたが,実際に目にし,手にしてみて驚きを感じています。
アクアマテリアルは自然との関係が良いだけでなく,様々な特徴をもっている
ので,ただ単にプラスチック・金属の代用として使われるのではなく,
全く新しい道で活躍していくのだろうと思いました。
資源枯渇の中,この研究は始まったばかりなので,まだまだ未知の世界が広がって
いると思います。
将来私もこのような研究に貢献できたらと思います。さらに,私が学んでみたい
建築学のなかでも,この研究の成果が活かされていくことを信じています!
今回は興味深い講演会をありがとうございました。<高校生・女子>
全量の98%が水でも,ほんの少しの有機物で液体ではなくジェルの状態を保つ
事ができるということに驚きました。
小さくてもこんな事ができる分子(有機物)の力はすごいなと思いました。
実際にアクアマテリアルを触って,伸ばして,変形してみて,
本当に感動しました。
地球温暖化・石油枯渇など環境について色々と問題視されている今,
アクアマテリアルのように環境に優しいものがどんどん作られていくことは
素晴らしい事だと思います!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。