2012年3月31日に開催した「旅客機の最新技術」ご報告です。

新学期の忙しさにかまけて、
ご報告がすっかり遅れましてすみません。


前回のテクノサイエンスカフェ
 見て触れてナットク! 「旅客機の最新技術」
最新の旅客機の技術の解説に加えて、
飛行機の基礎となる技術を網羅した研究室見学。
 学生が48名、保護者を含めて90名の参加となりました。
 悪天候で電車が止まり、途中からタクシーで来学された方もいらっしゃいました。


航空宇宙工学科の全面的な協力体制、
また国際工学教育推進機構の工学理解促進プロジェクトに関わる
学生TA(ティーチングアシスタント)の面々にも参加いただき、
充実した企画となりました。


熱気に包まれた講義の様子です。

講演の鈴木先生は、
クイズとして参加者を巻き込みながら、
双方向にコミュニケーションをとられていました。


小学生も、とっても飛行機に詳しくて、こちらもタジタジ。
若い世代をとても頼もしく感じたひと時でした。


以下、研究室見学の様子です。


李家・今村研究室では、空力・煙風洞実験を実演。


青木・横関研究室では、最新旅客機に使われている
CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)
の強度試験を観察。
 繊維が徐々に切れていく、「ピキピキ」という音を実感しました。


渡辺・姫野研究室では、
風船と扇風機を使った作用・反作用の実験に加えて、
静かなジェットエンジンを目指した
「マイクロジェット噴射」の効果を実感。
実験のための、「無響室」にも実際に、はいってみました。



787を模擬したフライトシミュレーション、
全員の学生さんに経験頂くために、
お一人の時間はとても短かったけれど、
飛行機の操縦の体験はどうだったでしょうか?


今回で、6回目となったテクノサイエンスカフェ
リピーターも多く、5回目の方も2人いらっしゃいました。


次回は、7月に「先進医療に挑む工学」を計画中。
6月上旬にはご案内を開始する予定です。
 また、お楽しみに!!