ナノ空間への切り込み隊長!大久保達也教授

 8月25日にナノマテリアルをテーマにした第4回T lab(工学体験ラボ)が開催されますが、そのラボの講師である教授陣をひとりずつご紹介したいと思います。
 一人目は化学システム工学科の大久保達也教授大久保研究室ではナノ空間材料を創ったり、その応用の研究をしています。たとえば、自動車の排気ガスから出るNOxを化学反応させて分解できてしまうのがゼオライト*1など小さい小さい穴を持ったナノ空間材料なのです。このイラストを見れば、分子がナノ空間材料に入っていく様子がわかりますよね。
 ところで、この大久保先生。私もかなりの周期表好きだと思っていましたが、完璧に負けました。大久保先生は私なんかをはるかに上回る周期表オタクマニア。私がキてると判断するくらいだから相当です。拙著でもイラスト版周期表をつけたのですが「あれ、いいね〜」とお褒めの言葉を。教授室には額に入った素敵すぎる周期表が飾っており、先生のマグカップ周期表の。そして冷蔵庫にも周期表が貼ってある。私も「これは○○学会で手に入れた周期表でね〜」とポスターやら名刺大のものやらあれこれ頂いちゃいました。「学生にもこの名刺大のは持ち歩かせている、化学の基本中の基本だから」との話。大久保研究室内を探検すれば、珍しい周期表グッズがあれこれ発見できそうです。

*1:ゼオライトというキーワードを作って、ざっくり説明してみましたが、何か修正点あったらよろしくお願いします