原子で作った絵

 
 新しくキーワード、走査型プローブ顕微鏡と、走査型トンネル顕微鏡を追加しました。顕微鏡絡みが続いちゃってすみません。
 キーワードにも書きましたが、走査型トンネル顕微鏡(STM)は、走査型プローブ顕微鏡(SPM)の一種。だから、今回はSPMの説明だけで終わらせておこうかな〜と思ったんですが、どうしても上に貼った写真をご紹介したくて!
 まあ、有名なものなんでその筋のかたは飽きるほど見ているかもしれませんが、これ、走査型トンネル顕微鏡の細い針で原子を一個一個置いて作った「絵」なんです。CGじゃないんですよ〜原子なんですよ〜。ぱっと見では「ふーん」でしょうが、原子で、となると「おー」となりません? ちなみに、この画像はIBMの研究所によるSTM Image Galleryからお借りしました。そして、走査型トンネル顕微鏡は、その開発でノーベル賞を受賞されたものです。