「○○君の一日」とバイオレメディエーション

 
 都市工学科・都市環境工学コース栗栖太講師より貴重な*1情報を頂戴しました。先生は「生活と工学」ということにとても興味をお持ちとのこと、です。

 はてなアンケートでも「工学のイメージ」調査をさせていただきましたが、「工学=ものづくり」のイメージが強い方が多いかと思います。私もそうでした。でも、工学部ではこの都市工学のように「(わかりやすい)ものづくりはしていないけど、社会に役に立とう」ということを目指している分野も多いのです(私が居室を間借りしている社会基盤学もその色合いが強いですが)。

 それを表す適切な資料がこちらになります。
○○君の一日〜都市環境工学と日常生活のかかわり〜(pdf書類)

 これ、大学院の修士の学生さんたちがオープンキャンパス用に作ったとか。それだけに異分野の人間にもすっと理解できる資料となっています。私みたいな人間にも助かる!
たとえば、「割り箸と、普通の箸、どっちが環境に良いの?」なんて問題があります。
前者は間伐材を使っているし、洗わなくてすむから水を汚染しないと主張できる。後者は何度も使いまわしできるから、環境によろしいはず、と。判断は難しいですよね。でも、それを「定量的に計測できるツール」があればいいのです。その研究などをしているのが「環境システム研究室」です。

 「土壌汚染」などなどについて探っているのが、「水環境制御研究室」です。バイオレメディエーション*2についても研究しています。この技術は微生物を使って、環境浄化をしよう!というもの。

 そして上の画像は紹介したpdfファイルからお借りしました。ベトナムホーチミン市で水質調査をがんばる、都市衛生工学研究室の学生さんたち。ホテルの部屋で寛ぎたいところでしょうに、夜中までお疲れ様です〜。

*1:学部内のこと、私はまだまだ把握しきれていないのでありがたい〜

*2:この用語のキーワード、既にあったのですが少し直させていただきました。すみません。