量子テレポーテーション

 新たに量子テレポーテーションのキーワードを作成しました。とはいえ、既に詳しいものが作られていたので、私が書いたのは最初の数行だけ。私がこのブログ、キーワードで一応心がけているのは、自分のサイトカソウケン(家庭科学総合研究所)ほど易しくはしないけど、少し理系をかじったことがある・興味がある方であればすっと頭に入る、という説明。既にあった簡単な説明は、すごくよく説明されているとは思ったのですが、分野外だと難しいかな〜と思われたので、頭に付け加えさせていただきました。

 この量子テレポーテーション、ネーミングからしてカッコいいですよね。一度聞いたら忘れられない。東大工学部・物理工学科の古澤研究室*1古澤明教授が研究しているテーマです。ちなみに、未来のノーベル賞候補の呼び声も高い先生。初めて「量子テレポーテーション」という言葉を耳にしたとき、頭に「?」が並んで、さっぱりわかりませんでした。で、世界初!量子テレポーテーションを成功させた古澤明/Tech総研「変革する大学」シリーズ 東大工学部 2005-2006年版 (日経BPムック―「変革する大学」シリーズ)を読んで、ようやく理解したという次第。下っ端広報として、このようなプロのメディアの表現方法は勉強にもなるし、ありがたいものです。

 Tech総研さんの記事*2にあった、「人生の節目節目でマイナーな道を選んだ」とかいう古澤先生の言葉、なるほどーです。なんだか東大工学系のカラーのひとつは「あまのじゃく精神」のような気がしてならない私ですので。他の工学系の大学はどうなんでしょうね。

*1:私、学生時代レーザーを使ったことがあるのですが、こちらのトップページにある光学機器が所狭しと並んでいるのを見ただけでくらくらしそうです……。苦手だったので。

*2:いちいち写真の撮り方も凝ってる!