ヒューマノイドロボット三兄弟

  
 前の前ののエントリーで紹介したThinking forestの仮囲い、一番左の写真の左上の方に機械情報工学ヒューマノイドロボット小太郎の名前が! 見えますか? この小太郎、かわいいんですよ〜。ちなみに、T loungeには小太郎のお兄さんである腱次(写真中)がいます。先日、私が朝日新聞の記事に載ったときは彼とツーショットでした。というわけで、腱次くんは今、T loungeにいるのです。某所に、第一回体験ラボ T lab(ロボットがテーマ)でつくったクリアファイル*1をおみやげに持っていったのですが、妙にこの腱次が大人気。「顔がなんか切なくてカワイイ」「巨神兵を彷彿とさせる」とか。ある人が「腱『次』ってことは次男なんでしょうか?」とスルドイことを。やっぱりいました、お兄さんの腱太が!
 この腱太・腱次・小太郎の三兄弟の生みの親は、機械情報工学稲葉雅幸教授情報システム工学研究室。ネーミングに腱がつくのは「脊椎を持つ全身『腱』駆動型ヒューマノイド」だからなのです。だから、人間に近づいたしなやかな動きが可能。超進化した最新型の「小太郎」くんは、自転車(三輪車?)にも乗ることができるのし、木登りだってできてしまう。見た目のかわいらしさで油断させつつも、高機能な彼なのであります。
 この三兄弟のほかにも、こちらの情報システム工学研究室の成果であるヒューマノイドロボットは数多くあります。例えば、等身大ヒューマノイドロボットHRP2は、趣味に走ったような見た目で油断させつつも、家庭内日常生活支援をしてくれるので、食器洗いや掃除機がけが実現されつつあるとか。一日もはやく我が家に来て欲しい……(切実)。

*1:毎回のT labで作っています。参加者にはおみやげに。写真右。