東京大学 テクノロジー&サイエンス

 これまで、東大工学部では日経BP企画さんで「変革する大学」シリーズ 東大工学部 2005-2006年版 (日経BPムック―「変革する大学」シリーズ)「変革する大学」シリーズ東京大学工学部 2007-2008年版 (日経BPムック 「変革する大学」シリーズ)と発行してまいりました。これらのムックは実は高校生が対象だったのですが*1、このたび社会人の方々を対象にして「東京大学 テクノロジー&サイエンス」というムックを作りました。


こちらの本ですが、2007年度版の「東京大学工学部」の最後のページにこのような紹介文があります。

工学系研究科が手掛ける研究プロジェクト・研究内容を徹底取材。
工学技術および科学の重要性、実用化の可能性、社会への貢献度を解説します。
企業経営者、最高技術責任者、機関投資家など必読の一冊。

 これまでの高校生向けのムックが「工学部」に焦点が置かれていたのに対し、今度のは工学部および工学系研究科全体の活動内容の全体を概観できるものとなっています。手前味噌ではありますが、「企業経営者〜」ならずとも、読み応えはあるかと思います。各高校、予備校などにも見本を送らせて頂いたのですが、現在のところ、反応も上々(と思っている広報担当者)。内容の難易度は前2冊と変わらないと思うのですが、扱っている研究の範囲が幅広くなるので、こちらの方が面白いと思う高校生もいらっしゃるのかも? ぜひともご一読いただけると幸いです。よろしくお願いします。

 図々しいことながら、私、内田もこちらのブログT lounge Blogとともに最後の方のページで登場しています。第4回工学体験ラボ(T lab)(このT labの模様も取りあげられています!)の最中のどたばたの中で、私の写真撮影をして頂いたのですが、その背景は工学部5号館のトイレの前……。そのときの編集者さんとカメラマンさんの会話はこんな感じ。

編集者さん  :誰もトイレの前なんてわからないですよね
カメラマンさん:背景白くて、ちょうど良いですし

でも、ここでしっかり「トイレの前」だとバラしている私。

*1:でも私にもちょうど良い。この世で一番、この本を読み込んでいるのは私だったりして!