COEプログラム・機械システムイノベーションの総括シンポジウム

 11月30日に、平成15年から行われていた東京大学21世紀COEプログラム・機械システムイノベーションの総括シンポジウムである機械工学が拓く未来:技術を極め、人を育てるが開催されます。場所は東大工学部8号館の教授会室……というと、学内の人オンリーなのかな? と思ってしまいますが、事前申し込みさえしておけば参加できるとのことなので、ぜひぜひ。

 このCOEプログラムは人材育成活動も熱心に行っていました。総括シンポジウムでは、その活動のひとつであるETH*1海外交流プログラム参加し、研究されていた博士課程の学生さんの活動報告のビデオ上映もするとのこと。「その撮影の模様を見に来ませんか?」と航空宇宙工学の鈴木真二教授からお誘いが! 行きます行きます〜と、工学部2号館にカメラ持参で赴いたのでした。
 学生さんに焦点を当てて、それを「動画」で残すというのはかなり素敵な試みだと思うのです。シンポジウム当日で放映されたあとは、ぜひYouTubeあたりにupしていただきたい〜(こらこら)。でも、学生さんがどんな活動をしているか、というのはこれから大学・大学院進学を考えている人にとって興味のあるところだと思うんですよね。

 写真は、その撮影の模様(と、撮影の模様を写真に撮っている鈴木教授の後姿!)。工学部2号館にはサブウェイが入っていて、吹き抜けの見栄えのよい空間となっております。インタビューを受けている環境海洋工学専攻藤崎歩美さん*2。博士課程の学生さんでオホーツク海の海氷予測の研究をされているとのこと。彼女が堂々と、しかも淀みなくすらすらと話す様子を見てびっくり。

 さて、私が鈴木先生から撮影見学のお誘いを受けた経緯がまた面白かったんです。これはまた別エントリーにて。

*1:スイス連邦工科大学アインシュタインの出身校ですね。

*2:ブログを書いていらっしゃるので、そちらにリンク。ETH時代の話もありますね。