東京大学アクション・プランガイドブック
渉外本部の小野寺達也さまから、東京大学アクション・プランガイドブック 2008を頂戴しました。ありがとうございます。
- 作者: 講談社
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/17
- メディア: 大型本
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内容も、概観に劣らず豪華です。工学系の先生方も何人も登場。一番大きく登場しているのが、先日のエントリーでも紹介した物理工学科の十倉好紀教授。最後に「研究と性格」という欄があったのですが、そこに
「……振り返ってみると、必要なときに
必要なアドバイスをもらった気がする。
それに僕は捨てるのが下手なんですよ」
と十倉教授は苦笑いした。
という記述が。もちろん、意味は「今までの経験、受けたアドバイスをすべて生かしてきた」というのが一番の趣旨なのでしょうが「苦笑いした」という表現で、深読みしたくなります。先生のお部屋ってどんな感じなんでしょ〜。「捨てられない」方って、部屋もそれなり?(←失礼)。
そして光格子時計の研究で有名な香取秀俊准教授も掲載されています。香取先生も物理工学科の先生です。他にも、電子工学の保立和夫教授の研究紹介。「光ファイバ神経網を埋め込んで地球の痛みの分かる人体になる(飛行機やビル、橋の大事故を防ぎ地震にも万全)」って見出しだけでも惹かれません? また原子力国際専攻のグローバルCOEプログラム「世界を先導する原子力教育研究イニシアチブ」(通称GoNERI)の紹介も。
あと、目玉は小宮山宏総長のインタビューかも。インタビュアーは茂木健一郎氏。NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」でもわかるように、質問の引き出し方がユニークな茂木氏をもってきたところが上手だな、と。さらに
小宮山総長のお話を伺っていると
小宮山総長のような工学者が出るところが
東大の強さなんだろうと思います
なーんて言葉まで出しているし。いや、確かに、このインタビュー記事からでもわかるように、東大の特徴はエンジニアリング部門が大きいところ、でもあるんです。詳しくは本文にて。