【追記あり】量子テレポーテーション・古澤明教授インタビュー記事

古澤明教授のインタビューが学生が作る東大HP:UT-Lifeに掲載されています。
古澤明さん - 東大な人 - UT-Life
 古澤先生は引っ張りだこで、各種メディアに登場しています。先生自体の魅力のおかげでしょうか、どれも面白いのものです。今回のインタビュー記事はまた、インタビュイーが学生さんだったせいか、先生のカジュアルな一面が伝わってくる楽しい読み物になっています。

 そして

 進学振り分けで、工学部物理工学科に進路を決めたというのは最大のヒットだったと思っています。普通の純粋な物理だけやっていたら、電子回路であったり、制御論であったり、そういったことを習わないんですよ。でもそういったことを学ぶのは、ある実験を物理的に実現するためには、物理そのものよりも大変なんです。実験に必要な回路学や制御論を、純粋な物理と一緒に系統的に学生時代に学べたことは今の僕の骨格を成しているし、そういう意味でものすごくヒットだったと思うんです。こういった応用物理系の物理工学科がある大学って案外少ないんですよ。
(中略)
その点、東大工学部は非常にちょうどいい点に立っているんです。つまり、純粋な物理を学びながらも、実験を物理的に実現するのに必要な術を身につけることができたのですよ。

工学部広報担当者的にも非常に嬉しいことを伝えてくださっている! ぱちぱち〜(←他力本願?)。

 一緒に、こちらの「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」に先生が登場された回にもリンク。
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科学者・古澤明(2006年2月14日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

【追記】
 大事なリンク忘れていました! 工学部の学生広報アシスタントid:ttimeの作る広報誌、Ttime!2005年4月(vol.6)(pdf書類)にも古澤明先生のインタビューがあります。