東大工学部ロゴマーク


 蛾臭えさん*1からのコメント

工学部の新しい(?)ロゴの大きい画像や、ロゴの意味合いを載せた、ロゴの紹介ページを作っていただけませんか。

 いや、確かにその説明が抜け落ちておりました。せっかく外部のデザイナーさんにお願いして作った東大工学部のロゴなので、こちらで説明させていただきます。
 実は、このロゴは平成18年度、私の前任である宮島章子さんがいらっしゃったときに、広報室で作成したものです。工学部11号館のT loungeのあちこちで見かけることができます。こっそり昨年のオープンキャンパスで配布したクリアフォルダにも印刷していたり、こっそり東京大学大学院工学系研究科フェロー*2に選出されたかたへの記念の楯のレリーフにもなっているんですよ(こちらは「こっそり」ではないが。この楯はホンモノを触らせてもらいました〜)。
 以下のようなデザインコンセプトがあります。宮島さんの成果報告書に詳細が書かれているのですが。このコンセプトを全部抜粋すると大変なので、大枠の3つをご紹介します。

(1)多種多様な技術の有機的な融合「工学知」
(2)Techonologyへの展開
(3)柔らかい、楽しげなイメージへ

"t"の字をモチーフにして、見る人によっては人の形にもいろんな形にも見えるかもしれない有機的で総合的で多様で楽しげな柔軟性を持たせたものです。ちなみに、この赤い色は工学部のイメージカラーである大赫色(たいしゃいろ)。在学時代に学部の「イメージカラー」があるなんて知りませんでしたわ。この色の読み方を調査室のKさんに教えていただくまで、間違えて「だいかくしょく」と呼んでいた私……*3

*1:なんて品のないハンドルネーム、と思ったら内部の「学生」さんってことね……。ああ。

*2:「外国の機関を主たる拠点として活躍している方で、工学分野における学術上又は教育上の功績が大であり、本研究科との交流を通して本研究科の教育又は研究に大きな功労があり、引き続き交流に支援を期待できる方に贈る称号」だそうです。くわしくはこちらのパンフレット:pdf書類で。楯の写真もあります。

*3:今回の工学部公式ウェブサイトを作ってくださったスタジオエルさんにもそうお伝えしてしまった記憶が。ああ恥ずかしい。