オープンキャンパス

 7月30日、本郷でオープンキャンパスが実施されました。工学部のオープンキャンパスのメニューはこちら。

 東京大学オープンキャンパス2008 工学部コース企画一覧

 「特別講義」と「ラボツアー」と「学生だんわ室」の三本立てです。前者ふたつは定員があったので、参加したくてもできなかった方、申し訳ありませんでした。建築学科の藤田香織准教授の「地震と木造建築」は180人収容の教室で立ち見が出るほど人気だったとか。研究室見学も見ただけで萌えるツアーが揃っていますよね。こちらも盛況。取材も入りましたので、後日某所で出ましたら、このブログでも紹介します。ご尽力してくださった教職員の方々に御礼申し上げます。
 高校(の普通科)には「工学」という授業はありません。だから、高校生の皆さんも「工学」という学問がイメージしにくいかと思うのですが、参加された方は「ふーん、こんなことしているんだ」とわかっていただけたかな。工学部のメニューを見ただけでも、工学部の守備範囲の広さに驚きますよね、っていうか私は毎度毎度驚きます。広報として入って1年以上になるけど、まだまだ知らない工学の世界。

 汗を流してくださったのは教職員の皆さんだけじゃありません。去年も好評だった「学生だんわ室」。

工学部の学生が、インターネットにはない本音を教えます!
ここにくれば、工学部・全学科のことがわかります。
どの学科の企画に行くか迷っている方、学生生活に
ついて詳しく知りたい方、歩き疲れた方も、みなさん気軽に足を運んでください。

 今回は私も横からのぞきに行きましたが、今回は広報アシスタント(id:ttime)の前リーダーのまつもとさんが中心となって取り仕切ってくれました。毎度毎度思うのですが、彼女のマネジメント能力の高さ(というか、総合力)には脱帽です。今回は、広い場所を確保して開催されました。前回は満員になってしまったので。今年はさらに企画内容がレベルup。
 
 こちらは学生による講義。1テーマを5〜10分としたセンスも良い。飽きないものね。トップバッターがさかた君(現:広報アシスタントリーダー)だったようですが、タイトルがすごい。
東京大学に合格するには」
 釣りだよ釣り!でもタイトルは大事よね。勉強になります、ハイ。懇親会の時に聞いたのですが、さかた君。この「ガクセイレクチャーズ」を企画して「誰も集まらなくても自分は一人で決行する」と宣言したとか。かっこいいじゃないの〜。

 休憩どころ兼相談所。後ろにスクリーンで映し出されているのは、工学部のT loungeの100インチモニタで流している映像。こんな「おもてなし心」も素敵です。

 壁にはポスターで各学科の紹介が。そして、その学科、専攻の学生さんたちが説明してくれます。ちなみに、あとで学生さんに聞いた話。広報室長の大久保先生が(嬉々として)化学システム工学科のポスターの前に立っていた高校生に解説していたとか。様子が目に浮かびます。
 あとね、今回学生さんたちが用意したクリアフォルダのデザインが秀逸で(写真はのちほどUP)!あまりにもできがよいので、聞いてみたら、担当した学生さんはデザインを囓ったことがあるという話。頼りになります。
……というわけで、最後は身内自慢(というか我が子自慢に近い?)になってしまいましたが。工学系の学生さんたちの行動力はすごいです。本当にお世話になりました。このあたりも東大工学部の風土が伺える、って感じかな。